
神社等でいただける縁起物のこと。
福種銭とは、ご祈祷された10円玉のことで、最も有名なのが、島根県松江市にある美保神社のもの。
美保神社では、50円以上を奉納して福種銭をいただきます。
- 福種銭(ふくたねせん)と読む。
- 包みの中には、ご祈祷された10円玉(新貨)が入っている。
- お守りとして持ち歩いたり、手元に置いておくものではなく、使うものである。
- このお金を自分のお金とともに使って、世の中に種をまき、日々の仕事や学業に励む。
すると、まわりまわって家庭が円満に、さらに商売が繁盛したりと、大きな福が自分に還ってくると言われている。 - おかげ(ご利益)を受けたら、10円玉の入っていた包みをお礼とともに納め、
その際にはまた新たな福種銭をいただく。
美保神社とは、海と音楽にゆかりが深いえびす様の総本宮。
えびす神としての商売繁盛の神徳のほか、漁業・海運の神、田の虫除けの神として信仰を集める。
美保神社(公式サイト)
〒690-1501 島根県松江市美保関町美保関608
美保神社は、出雲大社とセットで参拝すると縁結びの御利益がさらにアップするといわれています。
出雲大社の大国主大神は大黒様、美保神社のえびす様と合わせて「えびすだいこく両参り」と呼ばれ、
両方合わせてお参りすることで、よりよい縁に恵まれるといわれているそうです。